2014年10月5日日曜日

高尾山のサル園



高尾山のサル園である。

ロケの最中に隣でサル園の係のおじさんが、暇なのかなんなのかご家族連れのおとーさんに延々とサル園と猿の一口知識を解説なされているのである。

サル山にはお猿さんがひなたぼっこをしてるのであるが、100円で売ってる餌を買って投げると、大人の猿が小猿を追い払って独り占めするのである。

まあ、まさに人間社会をそのまま写して、弱肉強食がこの世の習いであるなあつーことを清々しく感じられる光景であるのである。

つーことで、高尾山には何度かお登りになったのであるが、ハイキングコースの途中にこのさる園にはお寄りになったことがなかったので、ネタも尽きたところでお寄りになってみたのである。


入り口の看板には「サル園⦿野草園」となっているのであるが、さすがに野草にはまったく興味がないので、食いつく予定はまったくないのである。

これって誰も入らんだろうと思っていたのであるが、これが案に相違して、お子さん連れはもとよりおにーさんとおねーさんのカップルも何が楽しみなのかご入園なさっているのである。

平日でもちらほらそれなりの人数がいるので、土日休日にはけっこうな入園者で賑わうのは想像できるが、ううむ、なんだな、ここの従業員さんは、毎朝、この高尾山の上のサル園にご出勤なさって、猿に餌をやったりサル山の掃除をしてり、チケット売り場を開けたり、土産物屋の商品にハタキをかけたりして、あたしの知らないところで皆さん営々と人生を営んでいらっしゃるのであるということをしみじみと感じながらチケットをおねーさんに渡してあたしもご入園なさったのである。


それで、入り口を入るとサル園の前には「さる園」という看板があるのである。

これでは「サル園」なのか「さる園」なのかわからんのであるが、そんなことにこだわる客はいいないのは言うまでもないことであるのである。

まあ、こんなとこだ。

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