ネーちゃん写真集の６である。
黒猫クーちゃんが家出してしまってから、すっかり我が家の猫みたいになってしまったネーチャンであるが、これ、うちの近所の喫茶店のおばさんのところの飼い猫であるのである。
「うふん、なによ！」という顔のネーちゃんである。
黒猫のクーちゃんは粋でいなせなおにーさん猫であったので、いつも斜に構えているのか表情がなかったのであるが、ネーちゃんはいーろいろ色っぽい顔をするので、さらにかわいいのである。
これは顔を洗っているだけであるのであるが、どんなしぐさも大笑いできるのである。
まあ、本来、猫はネズミなどの小動物駆除のために人間に飼われてきたわけであるが、まあ、現代生活ではあまりネズミの駆除てなことは必要なくなって、都会ではもっぱら忙しい人間に癒しを与えるために飼われているわけである。
どんなしぐさをしてもかわいいネーちゃんは癒しという点では１００点満点の猫であるのである。
しかし、ネーちゃんはときどき大きなネズミを捕まえてきて、喫茶店のおばさんに「見て見て、すごいでしょ」と見せに来るそうである。
鳥もよく捕まえるそうであるが、さらにときどきゴミをあさりに来るカラスも狙ってるそうである。
どうみてもカラスの方が強そうであるが、ネーちゃんは猫であるので、もしかしたら捕まえるかもしれないのである。
まあ、ネーちゃんの主食はもちろんキャットフードであるのであるが、小動物を捕食するのは、猫の本来の食生活であるので、やっぱりこれ爬虫類脳に蓄積された原始の記憶であるわけである。
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